きくもとやの歴史

きくもとやの歴史


戦後間もない頃のきくもとや店舗〈戦後間もない店舗〉

きくもとや:戦後間もない頃の店頭に並べられた形打ち落雁〈店頭に並べられた形打ち落雁〉


旧きくもとやの店舗




製菓の材料不足の為、仕入商品が主に店頭に並べられ自家製品は中央に少しだけでした。


リンゴ箱の上にガラス蓋付のもろ蓋に入れた駄菓子類が並んでいます。






きくもとや2代目 村上 勇 きくもとや2代目 村上 勇(ムラカミ イサム)  
明治41年9月9日生まれ



初代菊本氏から受け継いだ和菓子の数々を
二代目村上勇は持ち前の研究熱心さで味の向上に務め
皆さまに美味しいと言っていただく商品を完成させました。

昔は今と違い大きい型のらくがんの詰め合わせの注文が多く
慶祝、仏事等に数多くの注文があり毎日大忙しでした。
現在昔使ったらくがんの型が店内に展示してあります。







 
 
 
きくもとや春日本店〈きくもとや春日本店〉 
 

 
きくもとや春日本店店内〈きくもとや春日本店店内〉 
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現在のきくもとや本店

 
 
 
欅の梁を中心に、囲炉裏、畳、坪庭、水鉢、石の床、行灯等
 
純和風な和菓子店です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
3代目 村上健一 4代目 村上賢太郎 

    〈3代目 村上健一〉〈4代目 村上賢太郎〉

 

 
 
 

和菓子を彩るきくもとやの包装紙

包装紙の歴史 

(戦前の大正〜昭和初期)

マークを並べただけのデザイン。紙質も現在の物のように良くないものの、レトロで時代を感じさせます。
昔はこれで良かったかなと思います。(*昔のものなので、紙の劣化と焼けがあります。)

きくもとやの包装紙

(昭和40年頃〜50年)

マークの登録商標(菊の花と「きくもとや」の『キ』の文字を表した村上健一によるデザイン)が取れたのを記念して熊本のデザイナー友枝翁太郎氏に依頼したデザインの包装紙です。当時は良い評価をいただいていた包装紙でした。
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(昭和51年〜平成15年)

和紙に黒墨を垂らしそのにじみ具合のおもしろさと全体を菊畑に見立てたデザインでお客様には好評でした
きくもとやの包装紙No.03

(平成16年〜現在)

デザインと色彩など少し手直しをし、全体的にやわらかな印象に仕上げました。「和グラフィック」をコンセプトに少し変化しました。
きくもとやの包装紙No.04